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投稿日 : 2020.8.21
国鉄ターミナル7つの内、ブリュッセルやアムステルダムからの高速THALYSは北駅Gare de nord、ブルターニュやモンサンミシェルからのTGVはモンパルナス駅、そしてシャンパーニュ地方からのTGVは東駅に着く。どの駅も風情があるとともにスリも多い。特に女性トイレで財布からチップを払った後は要注意だ!よく人生ドラマの舞台になる駅の中でも、何と言ってもブルゴーニュやマルセイユを結ぶリヨン駅Gar...
パリは凱旋門を中心に放射状のアベニューで構成されている。碁盤の目が多い日本のつもりで角々を3回曲がって元に戻ろうとしても必ず裏道に迷い込んでしまう。街のアウトラインを理解する最善の方法は眺望のいいホテルとレストランを味方にすることだろう。 客室からエトワールの広場が見えるホテルSprendid Etoileは、メトロとRER-Aに通じるエレベータを行き交う人々を眺めながら落ち着いたカフェで朝食の...
アート、ファッション、グルメ…パリにいるとワクワク感が止まらない。さらに人間不思議なものでキラキラしたものを見ていると子持ちがハイになって自分がセレブになったような錯覚に陥る。ショーメやブルガリのジュエリーは縁遠くても、凱旋門からも歩いて行けるバカラ美術館Baccarat内のクリスタルルームのランチを予約すれば入館無料で250年を越える歴史の中で世界の王室や貴族の館を輝かせてきた照明やグラスを間近...
多くの日本人観光客にとってパリでの滞在時間が一番長いのは美術館だろう。ルーブルは入口を確認しないと半日経っても紀元前から抜けられないし、オランジュリーとマルモッタンはモネに嵌って動けないが、オルセーでは眼前に惜しげもなく展示されている印象派の代表作の数々を自由に写真撮影したら2Fレストラン・サロンドテ(15:30~17:30)で豪華な天井と彫刻を眺めながら絶妙なアイスフルートリモンチェロで喉を潤す...
服飾ブランドの最高峰・パリコレも100年を越え今や年2回のランウェイでブレイク中のMIKAほか日本人モデルがシャネル、ディオール、ルイヴィトン、ヴァレンティノ、ジバンシィ、ランバン、サカイなどの新作を纏い闊歩する時代になった。貴婦人御用達オートクチュールの歴史はガリエラ夫人のルネサンス様式の美しい館に残された膨大なコレクションを展示するパリ市モード博物館Musee Gallieraで一望することが...
「ローマの休日」では王女がベスパ(スクーター)で街中を走り回ったがパリの休日は公園散策が定番。 リュクサンブール、チュイルリーは花と緑だけでなく宮殿や噴水・彫刻も楽しめる手入れのよい庭園だが、全仏テニスのローランギャロスに隣接しロンシャン競馬場を有する16区ブローニュBois de Boulogneは東京ドーム30個分の広大な森である。ここでもジョギングやボート遊びに興じる人々をシリ目に素敵なサ...
紀元前3世紀頃に古代ローマ人からガリアと呼ばれていたフランスで源流地域セーヌSequanaからパリシイ族と呼ばれるケルト人が下流中洲のシテ島に移り住んだことがパリの起源と言われ、市内中心部8kmの河岸が世界遺産に登録されている。昔も今も心を癒す全長78kmの母なる大河セーヌLa Seineはジベルニーやルーアンを経由して大西洋に続く。 市内どこで見ても旅情に溢れているがオススメスポットはサンマル...
尖塔と天井が焼け落ちた後も世界遺産ノートルダム大聖堂の壮大なゴシック建築はナポレオン・ボナパルトの戴冠式の場として記憶に刻まれ多くの人を惹きつけている。同じシテ島にあるサントシャペルSaint Chapelle礼拝堂の全面に広がるパリ最古のステンドグラスに囲まれた圧巻の空間で、定期的に開催される教会コンサートをネット予約しておけば天上の歌声に全身を委ねる至福の時を迎えることができる。 観光スポッ...
街歩きの楽しみはマルシェと雑踏だ。シテ島中央の花市場はいつ行っても色とりどりの百花繚乱で、フランス人の暮らしの花が欠かせないのがよく分かる。生鮮食料品は食材探しのシェフも現れるラスパイユMarché Raspailのオーガニックに拘った日曜日のBioマルシェがユニークだが、火曜と金曜も縁日さながらにカラフルな肉魚野菜が目を楽しませてくれる。ショッピングを兼ねてブラつくなら渋谷文化村でお馴染みのカフ...