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投稿日 : 2020.9.24
ワイン好きなら一度は行ってみたいブルゴーニュ地方、コート・ドゥ・ニュイとコート・ドゥ・ボーヌ! 収穫されるブドウの品質によって厳格に格付けされたクリマと呼ばれる1200以上の区画畑が延々と織りなすモザイク模様を見ていると、フランス人にとってのワインは人生そのものであり、嗚呼これぞ世界遺産なのだ!という感動とともに口にヨダレが沸いてくる。しかも最高級として名高いロマネコンティの畑は、機械を使わ...
パリのリヨン駅からTGVで1時間40分。 14-15世紀に隆盛を誇ったブルゴーニュ公国の都であり、最高のワインを産み出すブルゴーニュ黄金の丘コートドールへの玄関口であるディジョンは歴史と美食の街。フィリップ善良公の塔に上り特徴あるモザイク屋根の街並みを眺めたら、近くの観光案内所でマップを貰い「フクロウの道しるべ」に従って周遊しよう。 次々と現れる木組みの建築や、彫刻を施した豪邸や貴重な...
投稿日 : 2020.8.21
カンカルの名物と言えばカキ!サンマロ湾のリアス式エメラルド海岸La Côte d’Emeraudeで採れる新鮮な海の幸を求めて毎年シーズンになると多くの食通がこの小さな港町を訪れる。とりわけ「スパイスの魔術師」と呼ばれていた伝説の三ツ星シェフOlivier Roellingerオリヴィエ・ロランジェが星の呪縛を逃れて素材の良さを自由に表現したいと、由緒ある邸宅を改装したホテルの中にオープンしたレス...
ブルターニュ人は誇りが高い。かつてイングランドから渡ってきたケルト系を祖先に持ち元来ブルトン語を話し15世紀までは独立公国だった。 中心地サンマロは18世紀まで公的海賊コルセールを擁しフランス最大の港町として繁栄した城壁と荒波の街、連絡船で渡る対岸のDinardはヒッチコックの名作「鳥」のロケ地、少し南のDinanは古代遺跡と巨大石橋の街…などなど個性溢れる街並みは飽きることがない。 そして食...
日本で最も知られたフランスの世界遺産モンサンミッシェル(聖ミカエルの山)は地理的にはブルターニュだが行政上はノルマンディーのため1000年以上の間ブルトン(ブルターニュの住民)とノルマン(ノルマンディーの住民)の帰属論争が続いているそうだが、尖塔の頂点で黄金に輝く大天使ミカエル聖人はそんなことを超越して大空を飛んでいる。 天高い実物は肉眼ではよく見えないが教会内でレプリカに対面すると意外に大男な...